CONCEPT

ラッタラッタッル  雲を掴むような創作
畠と美術館のあいだにある  でこぼこした脇道を進むと
小さな庭と白い4棟の小屋が  見えてきます。
さらに  秘密めいた苔色の  錆びた鉄門を  くぐると
ハーブが地を這い  ベリーがたわわに実り  白い花が遠慮深く咲く。
小さな庭があり  その庭に面して  二棟のアトリエがあります。

一つはデザイン棟  もう一つはクラフト棟です。
アトリエには  障がいのあるクリエイターが  月曜日から金曜日まで通い
特性を活かした  創作活動を行っています。
デザイン棟では  専門の支援員である  アトリエリスタと共に
洋服やハンカチ  文具やクッションの  パターンとなる原画を描き
日々、美の発明と発見を  繰り返しています。

アトリエリスタとクリエイターは
淡い期待とすれ違いの狭間で「唐突の美」に出会います。
困惑と興奮の中で次の未知なる創造性へと歩を進めます。
他者と一つの作品を作り上げることとは  個人を構成する世界と世界が重なる体験です。
既知感と未知感の混在した意識と無意識の間
コントロール不可能な夢を見ることと似ているかもしれません
私たちの創作の現場は白昼夢の中で行われるようです。

RATTA RATTARR creative director 須長 檀

ART ART ART ART

ブランド名称のRATTA RATTARR(ラッタ ラッタル)とは
ART ART ART ART の綴りを入れ換えた造語です。
既存の領域を飛び越えた既成概念にとらわれない
新しい美的価値観を生み出すアトリエになることを願って名付けられました。

DESIGN

デザインでは、クリエイター(障がい者)とアトリエリスタ(支援員)が共同で一つの作品を制作しています。
アトリエリスタは個々のクリエイターに適した材料、技術、テーマを試行錯誤しながら共に探求しクリエイターの才能を見つけ、商品へ応用できるデザインへと導きます。
アトリエで制作された平面作品は、ハンカチやスカーフ、日傘、靴下、鞄、服、文具などの商品として販売されます。
原画を描いたクリエイターにはデザインロイヤリティーが支払われクリエイターの自立を支援します。

CRAFT

クラフトでは、スウェーデンの織機を使った伝統織物を織り麻紐で
キーホルダーを作ります。作業に取り組むことで身に着けることができる
社会でより良く生きていくためのスキルの基本を学ぶことができます。
様々な作業を通し、見えてくる自分の“力”がたくさんあります。
「できない」から「頑張ればできる」に。
「頑張ればできる」から「得意のこと」に。
そんな自分の「できない」の中から「できる」を少しでも見つけていけるのが
クラフトの時間です

CONCEPT SHOP

長野県、軽井沢にあるアトリエの敷地には、制作された作品を販売する
コンセプトショップを併設しています。また、アトリエで制作された作品や、
そこらから生まれたプロダクトをご覧いただけます。